見事な日付だ。2 と 0 しかない。
ちょっと楽しい気分になれる。
見事な日付と言えば，2020 年 02 月 02 日は回文の日であった。私はその頃，ニュージーランドに住んでいた。確か日曜日だったと思うが，私はその特別な日を記録に，そして記憶に残すためだけに大学へ行き，誰もいない研究室で顕微鏡を覗き，研究日誌に日付を刻んだ。朝起きてカレンダーを見てはたと気がつき，こんな日に家でごろごろしていて良いものかと，慌ててその日のプランを考えたことを覚えている。結局，良いプランは思い浮かばず，私以外は誰も盛り上がっていなかったので大学で一日を過ごすことに決めた。
後になって知ったが 20200202 は，日式の表記（year/month/day = 2020/02/02）でも，英・独式の表記（day/month/year = 02/02/2020）でも，米式の表記（month/day/year = 02/02/2020）でも回文となっており，世界的な回文の日であったようだ。
上記の３つの表記で回文になった日付は実に 909 年ぶり（前回は 11111111），次回は2020年02月02日から数えて 101 年後（21211212）というから驚く。図らずも一生に一度のイベントを楽しんだようである。
今日もちょっと楽しい。
2022 年はちょっと楽しい。
2022/02/20
