見聞読考録

進化生態学を志す若手研究者のブログです。NZ 在住。

ブラックホールの内部を記述?

面白そうなプレスリリースが,理化学研究所より公表されていた。 蒸発するブラックホールの内部を理論的に記述 - ブラックホールは未来の大容量情報ストレージ? Original Article: Kawai H and Yokokura Y, 2020. "Black Hole as a Quantum Field Configura…

日本人間行動進化学会の声明文

最近騒がれている自民党による科学の誤謬に対する指摘と抗議を,日本人間行動進化学会が表明した。素晴らしい声明文と思う。一読の価値がある。 「ダーウィンの進化論」に関して流布する言説についての声明https://www.hbesj.org/wp/wp-content/uploads/2020…

梅雨入り

京都は昨日より梅雨入りしたらしい。 梅雨だってよ!梅雨! 仙台にいたとき以来なので,かれこれ6年ぶりとなるだろうか。。 仙台の梅雨はひどく寒くて,長い時には8月中旬まで続き,梅雨明け宣言なしという年も経験したほどだったので,一言に梅雨と言えど…

子供の思考回路

地球が丸いのはなぜだろう,と子供が問うた。 たくさんの隕石がぶつかって,角が削れたんじゃないか,と言う。 でも,隕石がぶつかったらクレーターができて,もっとボコボコになっちゃうでしょ? それなのにどうやって,地球を丸くしたの? ...それなら,隕…

マングースと沖縄の歴史

youtu.be マングースと沖縄の歴史【外来種を紙芝居で語る】環境省https://youtu.be/V0IorVZ1t7E 外来種問題について,かつ専門的な内容を踏まえつつ,一般の目線で語られている。わかりやすく,人々を引き込むものがある。 こういうものを初等教育にもっと活…

あなたの知らない○○ワールド

あなたの知らない○○ワールド第7回 ウオノエの世界 ~カワイイ顔して,魚に寄生する甲殻類https://buna.info/runningstory/2861/?fbclid=IwAR0jjCumL1162JZBIHTkFy-VqgWCI4z6HBNafnGgJxmeAorupxa94KjTwzg 友人,って言って良いのかな。知り合い,って言った…

コロナ禍の景色 - 雲ノ平山荘

kumonodaira.com 特集:登山自粛論 - 雲ノ平山荘 理知的で,示唆に富んだ文章に,思わず唸ってしまった。言葉の運びも美しい。 斜めに読んだので,後でまたじっくり読み直そう。 見聞読考録 - 2020/05/24

数理科学を使えば統計の "主義" を争う必要ない,という主張について検討する

「数理科学を使えば統計の"主義"を争う必要ない」という主張について検討する人はやがて死ぬ - 2020/04/11 面白い。彼もいよいよ大物になってきたなぁ。 見聞読考録 2020/05/08

川那部浩哉博士のインタビュー

面白い記事を読んだ。 前川光司・渡辺勝敏(2020)インタビュー「先達に聞く」:川那部浩哉.魚類学雑誌 67: 138–156 歴代の大先生がたくさん登場し,戦後日本の生態学がいかに形成されてきたかを垣間見れる。同時に,日本の生態学の未来に思いを馳せた。 私…

オンライン授業のアレコレ

疫病のパンデミックは有史以来,様々な局面で猛威を奮ってきた。近年のものとしては,下記が代表的と言えよう。 1918-20 年 スペインかぜ(インフルエンザ A/H1N1) 1957-58 年 アジアかぜ(インフルエンザ A/H2N2) 1968-69 年 香港かぜ(インフルエンザ …

五箇公一博士の警告

www.youtube.com COVID-19 の拡大する現代に,それから生物多様性の危機が訪れる未来に,響く金言がたくさん。是非ご覧ください。 見聞読考録 202004/14

パンデミックを生きる指針

藤原辰史・京都大学准教授の文章が素晴らしい。 歴史的なパンデミックの最中にいる私たち全員にとって,必読のものと思う。 ここに紹介しておきたい。 www.iwanamishinsho80.com 見聞読考録 2020/04/11

日本の感染症床使用率

素晴らしいサイトがある。都道府県別の感染症床使用率を明示したサイトである。 www.stopcovid19.jp 現在,我々が置かれた状況がいかに逼迫したものかがひと目でわかる。東京,神奈川,京都,福岡などではすでに COVID-19 の入院の必要な感染者の数が用意さ…

新型コロナウィルス vs インフルエンザ

素晴らしい動画を見つけた。 皆,気を引き締めて行動するように。 Coronavirus is not the flu. It's worse. youtu.be 見聞読考録 2020/04/06

Zoom meeting

新年度,研究室の活動が始動した。 これまでにない,異様な新年度である。 まず,研究室に無闇矢鱈と来ないように,とのお達しがあった。これだけをとっても,学生に対して顔を見せるようにと激励するラボが多いだろう通常時と比べて,異様であると言える。 …

京都大学山極総長の祝辞

COVID-19 のパンデミックを鑑み,京都大学でもおよそすべての集会が中止されている。特に卒業式や学位授与式,そしておそらくは来る入学式の中止は,当事者にとってさぞかし辛かろう。これを受けて,京都大学総長・山極壽一博士による祝辞が,ウェブ上に公開…

COVID-19 Map in New Zealand

このサイトは,恐ろしく見やすい。仕事が早い。早くてきれい。 covid19map.co.nz 情報の氾濫する現代において,本当に必要なものを見やすく提示することの重要性を思い知らされるようだ。 見聞読考録 2020/03/28

New Zealand's COVID-19 Lockdown

NZ は昨晩より,COVID-19 拡大防止のため 28 日間の完全外出禁止を実行し始めたようだ。家族以外との接触を全面的に禁止しており,個人宅での集会すら判明した場合には警察が乗り込んでくるそうだ。まだわずか 100 人程度の感染者しか確認されていない国での…

新型コロナウィルスの脅威と驚異

現在世界的に猛威を奮っている新型コロナウィルスの俗称で呼ばれるウィルス。正式名称を SARS-CoV-2,それによる感染症を COVID-19(coronavirus disease 2019)というそうだ。 初期対応を誤った日本にも早々に上陸し,あらゆる集会や祭り,卒業式などのイベ…

3.11

今日は 3 月 11 日だった。黙祷を捧げる。 見聞読考録 2020/03/11

住民票が作れない問題

転入届を出すのは,転居から二週間以内とされているらしい。日本国内での転移ならば,直前の管轄から住民票を発行してもらえば良いだけなので,ニュージーランドのような先進国と比較すれば不満はあるものの,割と楽である。 しかし,私の直前の居住地はニュ…

ああ,そういえば

帰国してます!先月のうるう日・29日より! 関係者の皆さん,今後とも宜しくお願いいたします! 見聞読考録 2020/03/07

日本生態学会受賞者講演のライブ配信

今日は午前中から,日本生態学会の各受賞者の講演をウェブ上で見ている。総勢7名の研究室のメンバーとプロジェクターに映して見ている。今は日本生態学会賞を受賞された工藤岳博士の講演を見ている。 例年のことだが,非常にレベルが高い。にわかに信じがた…

帰国とコロナウィルス

2 月 29 日深夜に帰国し,早くも 3 日を日本で過ごしている。とはいえ,未だホテル住まいではあるが。 とんでもないタイミングで帰国してしまった。スーパーにはトイレットペーパーもティッシュペーパーもない。この程度のデマに踊らされるとは情けない。 明…

Waitangi Day

先週の2月6日(木)は,NZ の建国記念日に当たる Waitangi Day だった。NZ の数少ない祝日のひとつである。 北島北部,ノースランド地方。オークランドよりさらに 150 km ほど北上した常夏の地 Waitangi にちなんでいる。ここで,イギリス人入植者と原住民…

こちらは大水,あちらは大火事

正解は五右衛門風呂!なんて平和なやりとりができれば良かったのだが,残念ながらなぞなぞではない。 こちらの大水とは,現在 NZ 南部を襲っている豪雨と洪水である。私も二度に渡って足を運んだ美しいミルフォードサウンドを始め,広域の道路や市街地が冠水…

地球温暖化問題の現状

恐ろしい記事を読んだ。 www.esquire.com 恐ろしくはあるが,特に驚きはない。こういう時代に,我々は生きているのだ。 近い将来,地球がダメになったときに,現代を見返してああだこうだと後悔することになるだろう。2020 年のあの大事なときに,安倍なんち…

オーストラリアの山火事

オーストラリアを焼く山火事が,前代未聞のレベルに達している。昨年から続く山火事で630 万ヘクタールもの広大な森林が燃え尽きてしまったという。630 万ヘクタールと言えば,関東圏7県全域に,静岡,山梨,長野,愛知の4県を加えた面積よりさらに広大な…

NZ の地名

年明け2日,新しい家に引っ越した。今年2月の出国に向け,家具や家電を処分する必要があったためである。 こちらで知り合った友人夫妻が,我々の出国と入れ替わるように長期休暇を取っており,長らく家を空けることになっていた。そこに,我々があやかった…

新年,明けましておめでとうございます

年末大晦日も,年始元日も,共に調査に出かけてしまった私です。 2月の出国を控え,年明け6日には近くの家へ引っ越しも終えました。 忙しくも充実した素晴らしい年明けだったと言えるでしょう。 そう,引っ越しのクソ忙しい最中に調査に行っちゃったんです…