ロシアのレストランは思いのほか高いので、スーパーみたいなところ（こちらでは、マガジンという）で毎日の夕飯を買うようにしている。すでにお馴染みとなったお店に立ち寄ったところ、店員さんがやってきて何やら言っている。どうも怒っている。こっちが理解していないと見て、更に音量を上げて、口角泡まで飛ばして怒っている。身振り手振りを加える、という発想はないらしい。
するとそこに、サムスンのスマホを使いこなす紳士が現れた。翻訳機能を駆使して店員さんがなぜ怒っているのかを説明してくれた。そんな彼は、聞くところによると、富山県の港を通して貿易をしているようで、イポーニャ（日本人の意）と聞くや否や、電話番号とメールアドレスを差し出してきた。こちらもそれに応じることに。そして、先ほどその御仁からメールがあった。
「こんにちは、ユタ州モリア！」
んーっ！惜しいっ！！
はい、次。
イルクーツクに着いた日の夜、夕食の席に若い学生（対応してくれた研究者の息子さん？）が来ていた。笑顔の素敵なナイスガイである。そんな彼から飛び出した衝撃的な質問がこれ。
「日本は、今、SATORI Generation だというのは本当か？」
悟り世代！びっくりして何度も聞き返したから、聞き間違いではない。
本当...なのか？？
