コロナ禍もあって,なんとなく自由な発言が躊躇われるご時世と思う。ブログの筆も鈍る。久しく更新していなかったので,何か書こうとは思ったものの,世界に向けて情報を発信しずらい。残念なことだ。
なので今日は,心底どうでもいい話を書いてみる。ついさっき,身に降りかかった出来事だ。
大学に向けて,自転車を漕いでいた。ハンドルにかかる紙袋にも,ビンやら食べ物やらの荷物が入っている。
と,次の瞬間。紙袋の底が抜けて,中身が全部出てきてしまった。派手な音を立てて散らばる荷物たち。自転車の速度でぶちまけたもんだから,後方まで転々と荷物が散乱している。
慌てて拾おうとするも後ろからはトラックが来ていた。終わった。
と思ったが,大きく避けてくれた。ありがたい。
一部始終を見ていた向かいの定食屋のおじさんが,玉ねぎの匂いのするビニール袋を2枚,走って持ってきてくれた。全部見てたから,と心優しい一言。純粋に恥ずかしい。
全ての荷物に傷がついたが,重大な被害はほぼなく事なきを得た。
やはり,見ず知らずの人が優しいと心が救われる。件の定食屋には,時間を見つけて足を運ぼうと思う。
見聞読考録 2021/06/28