見聞読考録

進化生態学を志す若手研究者のブログです。NZ 在住。

究記

Ancient Earth

何やら面白いサイトを見つけた。 dinosaurpictures.org これは何かに使えるかもしれない。 見聞読考録 2019/06/23

論文と記事と

北海道の黒松内低地帯で行った研究がこの度,論文になりました。2015 年度に黒松内町から,2016 年度に日本土壌動物学会から助成をいただいて遂行したものです。 Morii Y*, 2019. The influence of deforestation on the land snail fauna of Kuromatsunai D…

調査許可

やっと調査許可が下りた。かれこれ半年くらいかかっただろうか。 これまで私有地や市町村の管轄する森林を狙って,ちまちまと許可を申請し調査してきたが,これで DoC の管轄する国有の保護区をドカッと調査地にできる。何せ並み居る国立公園など 26 もの保…

NZ の植物を調べるには

NZ 南島・最南端の街,インバカーギルに来ている。明日からまた調査が始まる。 今回の調査では樹冠を占める樹木の種類も記録しているのだが,北島との樹種のあまりの違いに戸惑いを隠せない。葉っぱを採ってきては,ひぃひぃ言いながら調べている。 そんな中…

【2018年】研究コラム閲覧数ランキング Top 10

academist Journal というウェブマガジンに昨年 2018 年に掲載された研究コラムの中から,閲覧数が多かった記事の Top 10 が公開され,私たち「外来ナメクジに挑む市民と学者の会」の成果のひとつである外来ナメクジの市民科学の記事が1位に輝いた。たいへ…

天敵が生き物の多様化を促すのか?

久々に academist Journal を覗いてみたら,二年前に投稿した殻振りカタツムリの記事がランキングの1位に返り咲いていた。これはいったいどうしたことか。 実はこれと同じ内容の文章執筆を頼まれているのだが,academist Journal に寄稿した記事は自分で言…

Molluscs 2018 @ Wellington, NZ

ウェリントンでの学会を無事終えた。僕の発表についても無難に,ではないな。最初から最後までネタを飛ばしてやった。やってやった。 冒険の甲斐もあり,嬉しいことにかなりウケた。特にアロハシャツの知らないおじさん(多分,相当偉い人)が腹を抱えて笑っ…

Velvet worms!!

NZ・北島の北東部にて,野生のカギムシに出会った。ようやく会えた。野生のは初めて見た。人生のチェックリストをひとつ埋めた気分である。 今日は 100 年以上にも渡って厳重に保護されている森林を案内してもらったのだが,この森ではなんとこれまでにカギ…

調査に行くぜ!

行くぜ!原生林! こないだ旅から帰ってきたばかりだけど! "喜びの舞" - Ninety Mile Beach, The Northland ひゃっほぅ! 見分読考録 2018/10/19

人気記事ランキング1位2位独占

2018年8月29日 09:41現在(NZ 時間),私の寄稿した2つの記事が academist Journal 人気記事ランキングの1位と2位を占めている。昔のカタツムリの記事まで取り上げられようとは,ありがたい。ナメクジの出現を予測する! https://academist-cf.com/journa…

Reserve and Sanctuary

私の住む Palmy (Palmerston North) から北に二時間ほど車で走ったところにある,Bushy Park Sanctuary に行ってきた。3泊4日の調査旅行である。およそ 100 ha の小さな森だが,平地では珍しく NZ 本来の自然が残された,巨木の林立する素晴らしい森だった。…

バズった!

「バズる」とは,インターネット上で口コミなどを通じて一躍話題となるさま,各種メディアや一般消費者の話題を席巻するさまを指す語である - 日本語表現辞典 Weblio辞書 今年 6 月に academist Journal に寄稿したナメクジ研究の紹介記事が,今頃になって T…

National Parks とか Mountain Huts とか

NZ の調査地(及び,遊び場所)を探すのに最適なサイトを発見した。DOC の運営する地図,言わば「アウトドア発見マップ」である。 DOC Maps: Discover the Outdoors - Department of Conservation "Te Papa Atawbai" https://www.doc.govt.nz/map/index.html…

academist Journal への寄稿

マダラコウラナメクジの研究を一般向けの文章にまとめました。 ナメクジの出現を予測する!市民科学と最新統計の融合 - academist Journal 6月14日午前10時現在,一番人気の記事です。やったね。 物語風に書いてみたので,研究者に限らず多くの方に楽しんで…

プレスリリース公開!

マダラコウラナメクジについて書いた主著論文のプレスリリースがようやく公開され,読売新聞と NHK から早速,取材の依頼が来た。いよいよ始まった,か? 翌日のナメクジ出現を気象条件から事前に予測(農学研究院研究員・森井悠太) https://www.hokudai.ac…

ナメクジ論文公開

アクセプトから二週間と待たずに,ナメクジの論文がオンライン公開された。 Morii Y*, Ohkubo Y* & Watanabe S. Activity of invasive slug Limax maximus in relation to climate conditions based on citizen’s observations and novel regularization bas…

初めての名大

初めて名大(名古屋大学)を訪れている。 名古屋市営地下鉄名城線の名古屋大学駅が構内の真ん中にあって,とっても便利。 キャンパスがキレイだし,プールやジムも無料で使えて,とっても羨ましい。 ...と,名大生の集う食堂で独りごちる。 Sting の名曲「En…

論文アクセプト!

めっちゃうれしい! しかし今回の編集者は仕事早いなー!! 見聞読考録 2018/04/30

この編集者,デキる...!

論文を修正して提出したら,たった5時間弱で返ってきた...!! 担当の Editor がデキすぎてビビる。 "I am pleased to inform you that your manuscript can be accepted for publication after satisfactory revisionj of the poibts below" revisionj of …

書類を一式,また一式

書類を一つ,ようやく郵送した。一つ,やっと終わった。長かった。 次が控えている。次が延々と控えている。 研究とは終わりのない旅のようだなぁ。 それが楽しくも苦しくもある。生きているなぁ。 見聞読考録 2018/04/12

口頭発表漬けの三月

ここひと月は 6 件もの研究発表を抱え,慌ただしい日々を過ごしている。 3 月 9・10 日は,高校生向けのサイエンスフェアというものに,講師として参加した。高校生を相手に英語で研究紹介をするのはなかなか骨が折れたが,楽しんでもらえたと信じたい。けっ…

実験合宿

分子実験のため,およそ二週間ほどの行程で,兵庫県立大と高知大を訪ねている。 昨日は,20名ほどの聴衆を前に研究発表の機会もいただいた。 なんでも「よさこい生態学セミナー」というものを立ち上げて,国内外から若手研究者を誘致し,交流の場を作るらし…

ArCS 通信

お世話になっている ArCS 北極域研究推進プロジェクトの公式ブログに,僕の書いた活動報告が掲載された。 8 月に書いたものなので、いろいろと違和感がある。まぁでも帰国前に掲載されて良かったということにしよう。 スピッツベルゲン島での野外調査 - ArCS…

(ほぼ)二徹の週末

分子実験のために訪れていたドイツのズュルト島を後にし,本拠地フローニンゲンに戻ってきた。怒涛の一週間だった。 実験の内容は今夏にスピッツベルゲン島で採集したホンケワタガモの糞中の DNA を抽出するというシンプルなものだったが,糞中から DNA を抽…

ビートたけしの知らないニュース

今日 10 月 29 日,テレビ朝日「世界がザワついたマル秘映像・ビートたけしの知らないニュース」という番組に,殻振りカタツムリの研究が紹介されました。実験にかまけて,すっかり忘れていました。 論文が公表されてから約一年,未だに取り上げてもらえるの…

ドイツのテレビ番組

分子実験のために,ドイツのズュルト島にあるアルフレッドウェゲナー極地海洋研究所(AWI, Alfred Wegener Institute)を訪ねています。 そんなタイミングの 10 月 25 日に,ドイツのテレビ番組に自分の殻振りカタツムリの研究が紹介されました。クイズ番組…

おっと

久しぶりの投稿になってしまった。 安心してください,生きてますよ(←個人的には最新ネタです)。 「来年度からの居場所がない」というのはここのところ毎年のように頭を抱える問題なのだが,まさか二つの選択肢からどちらか一方を選ばなければいけないとい…

Ring Reading of Barnacle Geese

今日は,テレスコープ(フィールドスコープ)と双眼鏡を手に,動物の観察によく使われる迷彩柄のテントに篭って,鳥を観察するという貴重な体験をさせてもらった。早くも夏の暖かさが陰りを見せ,肌寒くなってきたこのスピッツベルゲン島で,およそ 4 時間に…

化石採りの1日

ここのところ,池や湖でのサンプリングが続いている。 ライフル銃を肩に,信号拳銃を腰に,無線と衛星電話を手に,双眼鏡と愛用のカメラを首に,今日も朝からフィールドへ。 目的の調査そのものは早々に片が付いた。調査地を 1 つ増やす余裕があったほどだ。…

A Hard Day's Night

深夜 1 時。今日の調査がようやく終了。。 でも白夜の外は,全然暗くならない。 晴れている今の方が,曇りの日中より明るい。 寝ます。 This is a hard day's night. 見聞読考録 2017/06/24