見聞読考録

進化生態学を志す研究者のブログ。

STAP細胞ー外部刺激による体細胞の初期化ー小保方博士の大発見

歴史的な発見となるだろう、衝撃的な研究成果が発表されたのは、つい数日前のこと。カチコチに固まったジョウシキをくつがえすようなこういう研究は本当に偉大だ。ジョウシキってなんだ?それを疑ってこその研究者であるはずだ。そういう意味でも、最高にかっこいい発見だと思う。


世界中で絶賛され、あちこちで大々的に報道され、残念ながらというかやっぱりというか各メディアによるいつも通りの非常に程度の低い人権の侵害もなされ、一躍時の人となった小保方博士が無闇に貶められ、それに対する批判も噴出している今となっては、もう今更何を書くこともないのだが、それでも何かを書かずにはいられない。それほどの興奮をもたらす驚きがこの発見にはある。


体細胞の分化状態の記憶を消去し初期化する原理を発見 - 理化学研究所


Stimulus-triggered fate conversion of somatic cells into pluripotency - Nature


「間違い」と言われ夜通し泣き、デート中も研究忘れず…常識破りの新型万能細胞を開発した小保方晴子さん - 産経ニュース


「ストレスで細胞が初期化」の衝撃 - むしブロ


報道関係者の皆様へのお願い - 理研細胞リプログラミングユニット


ピンクの割烹着騒動に見る基礎科学研究における多様性の意義 - かめふじハカセ本草学研究室


このニュースを見て、何か目が覚めるような衝撃を受けた人も多いはずだ。自分も「人生に貢献したい」とある身近な人は言っていた。


見聞読考録 2014/02/03