見聞読考録

進化生態学を志す研究者のブログ。

このために一ヵ月半持ち歩いたスーツの盛衰

昨日は友人の結婚式でした。このために一ヶ月半持ち歩いたスーツを車から取り出したわけです。取り出してみるも無残なしわだらけの姿。いつの間にやらくたびれ薄汚れた世界に落ちていたわけです。慌ててクリーニングに出す始末。危ない。間に合ってよかった。


いや、結婚式そのものには出席しなかったのですが、二次会も十分に楽しくにぎやかなものでした。久々に会った友人たちとの再会はさながら同窓会のよう。このために一月半持ち歩いたスーツがようやく日の目を見たわけです。すばらしい。


久々に会った友人たちは皆社会人になっていました。上司があーだ、残業がこーだ、的ないかにも社会人な会話に時折ついてゆけず。こうやって取り残されていくのだろうか。このために一ヶ月半持ち歩いたスーツも着る人がまだ幼いというだけで妙に不自然なものに見えるわけです。まぁこれも致し方なし。


その後、二次会・三次会・四次会と会を重ね、友人の家でスーツ姿のまま朝を迎える始末。このために一ヶ月半持ち歩いたスーツが再びくたびれ薄汚れた世界に堕ちていったわけです。一ヵ月半、良く頑張ってくれたものです。


こうしてくたびれ薄汚れたスーツのようにその主もまた疲れをため込んだままこれから高速道路に乗り込もうというわけです。ここが一番の問題なのです。


見聞読考録 2011/05/29