見聞読考録

進化生態学を志す研究者のブログ。

2歳児の発語

2歳と2ヶ月になる息子がいる。最近少し下火になってきたがイヤイヤ期の只中で,気に入らないことがあった時はもちろん,寝る前の最後の足掻き(大暴れ)も,寝起きの第一声(大暴れ)も「ヤダヤダヤダヤダ」という構成になっている。

 

1年前にはあれだけいろいろしゃべっていたのに,いつの間にかすっかり語彙が減ってしまった。周りが甘やかしすぎたせいだろうか。身振り手振りや,大声を出すだけで,大概のことは伝わると思ってしまったらしい。賢い子だ(←親バカ)。

 

最近よく話す言葉としては,「アポー(アップル)」,「ギュー(牛乳)」,「デーシャ(電車)」,「ダータ,データン,デーシャ(ケータイ,携帯電話)」,「ピーポー,ウーー(救急車と消防車のサイレン)」,「キューキューシャ(救急車)」,「ジョージ(おさるのジョージ)」というラインナップで,「お母さん」も「お父さん」も言いやしない。特にスマホについては困ったときに頼ったせいで,「データン,データン!」と騒ぎ出したときに対応しないとどんどん機嫌が悪くなっていく。かといって,おいそれと渡すのは私のポリシーに反する。

 

児:ダータ!

私:うんうん,データね。データは大事だよね。

児:ダータ!ダータ!

私:うんうん,データね。NZ 生まれだからダータなのね,うんうん。

児:ダータ!ダータ!ダータッ!

 

児:データン!

私:え,電車?

児:データン!データン!

私:え,泥炭?!すごいね!よく知ってるね!

児:データン!データン!データンッ!

 

そういうわけで,だいたいこんな感じのやりとりを楽しんでいる。

それでもまぁ,「ケータイはナイナイしました!」とかいうと,納得して去っていくのでそれほど苦労はしていない方だろう。賢い子だ(←親バカ)。

 

でもそろそろ,意思疎通をもう少し図ってくれても良いと思うなぁ。他人に興味を示さない子だったのは自分も同じなので,大きな声では言えないが。。

 

Dad でも Mom でも何でも良いから,聞かせてくれるのはいつの日か。。

 

 

見聞読考録 2021/11/12