見聞読考録

進化生態学を志す研究者のブログ。

金剛山

先の講習会に先立って、関西の山に登ってきた。


金剛山(1,125m)
日本二百名山の一つに数えられる。とどこかに書いてあった。

日本二百名山とは、1964年(昭和39年)に日本百名山を選定した深田久弥のファン組織「深田クラブ」によって、クラブ創立10周年を記念して1984年(昭和59年)に選定された日本の代表的な200の山である。深田久弥が選んだ日本百名山に100の山を加えたものとなっている。

Wikiに書いてあった。
それから、この山の中腹に大阪府の最高標高地点があるんだとか。


そのせいかしら、なんという人の群れ。大阪では人気の山なのだろうか。
行きのバスも始発から立ち乗り。登山道でも人の影が絶えることはない。上空にはロープウェイが通い、坂を上りきった高台には売店やらキャンプ場やらBBQ施設やら博物館やら神社やらの人工物が場所を占め、人々がにぎわっていた。


さらに、登山口から山頂まで山肌を覆うは杉の林。
なんだかなぁ。物足りなさは否めない。正直なところ。


取り立てて紹介する生き物もいないので、いやいないわけではないのだが、ちょっと動画を載せてみよう。

うーん。やっぱりグロい!
おっと、なんでもないですよ。


軽く説明を載せておくと、この動画に写っているうねうねはガガンボの幼生です。
気色悪く写るのはきっと同じ双翅目に位置付けられるハエの幼生に似ているからでしょう。ほら、あなたの家の台所にも・・・。


2010/02/01 見聞読考録