見聞読考録

進化生態学を志す研究者のブログ。

新年明けまして

新年明けまして,明けまして,...明けました。

 

令和6年能登半島地震が元日,1月1日に起き,とても「おめでとうございます」などと言える状況じゃなくなってしまった。

 

大災害に浮き足立つ中で,2日には航空機の事故も起きた。着陸しようとしていた日本航空 516 便と,地震の救援のため新潟に向かおうとしていた海上保安庁の航空機とが,羽田空港の滑走路で衝突し,双方が炎上。海保機の5名が死亡したほか,JAL 機の乗客・乗員 14 名も負傷した。

 

我が家のメンバーはその頃,妙高・杉ノ原スキー場にいた。スキー滑走を楽しみ,ブーツを脱いだ 16:00 過ぎ頃に,地震に遭遇した。クレープ屋さんの列に並ぶ人の列のあちらこちらから突然,地震の到来を告げる警報が鳴り響いた。震度4か5弱か,想像以上の揺れに慌ててクレープ屋の軒下から離れた。近くのスギ林の樹冠が大きく揺れていた。

 

続く3日に北九州で起きた繁華街の火災も規模が大きそうで,天災・人災の相次ぐ 2024 年の幕開けとなってしまっている。世界的な情勢に目を向けても,ガザやウクライナの危機も依然,解決を見ておらず,気を抜けない状況にある。

 

はてさて 2024 年は,未来はどうなってしまうのか。

他人事と思わず誰もが関心を持つことが,まずは重要だろうと思う。

 

 

見聞読考録 2024/01/05