見聞読考録

進化生態学を志す研究者のブログ。

車というものは恐ろしい!!

怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い!!


たった今!
車の事故を目撃した!

しかもすげー派手なやつ!


場所は青葉山。見通しの効かない右カーブ。
その手前に伸びる直線道路を走っていた。
もうすぐカーブにさしかかろうか,という時の一瞬の出来事。


突然,黒い乗用車がカーブの向こうから現れた。
と思った次の瞬間にはもうぶつかっていた。


対向車線にはみ出してもなお,曲がり切れないほどの猛スピード。ほぼ,そのままの勢いで、対向車線を横切り...自分の走っている車線を横切り!...反対側のガードレールに突っ込んだ...!
音は覚えていない。が,目の前の光景からして相当のものだったに違いない。


車体が空き缶みたいにくしゃっと凹む。
フロントガラスに無数のヒビが走る。
キラキラした何かの破片が歩道に向かって飛び散る。
黒い外装が薄っぺらい紙みたいにべりべりと剥がれて、ガードレールに置き去りにされる。
弾むようにして,元の車線まで跳ね返されて、ようやく止まった。


全てが終わってみれば,自分が運転する車まであと数メートルという距離!


怖ー!止まれて良かった!!
歩行者もいたし,あわや大惨事,というやつだ。


若かったな。おそらく大学生だろう。
緑色のキャップを後ろ向きにかぶって、柄の入ったシャツの上から黒いジャケットを着た,小太りの気取った男性だった。大破して動かなくなった車から降りた奴は,車のキーをくるくると回して弄ぶ。その様子からは反省の色は見られない。むちゃくちゃ腹が立った。あんな奴に車を運転する資格はない。


関わるのも面倒だったので,返って来てしまったが,後になって怒りの矛先に困るはめに。結局,警察に電話してやった。人が数人死んでもおかしくありませんでした,なのに事故直後に笑ってました,反省の色が見られません,奴の免許を没収してください,と。ホントのことだし。


それにしても,車というものは恐ろしい。
人事ではないなぁ。


見聞読考録 2012/10/28