見聞読考録

進化生態学を志す研究者のブログ。

第5回みちのく進化生物セミナー

発表者は、チョウをこよなく愛するアブラムシの研究者と、クワガタをこよなく愛するアブラムシの研究者。良い組み合わせだった。加えて非常に濃い発表内容、途切れぬ議論とくれば、=素晴らしいセミナーであったと言っていいだろう。個人的にももちろんとても有意義だった。発表者の二人に心からの感謝と大きな拍手を。


やっぱりこういうセミナーってのは、遠慮がないところが良い。いや、なくはないけど学会なんかと比べるとそう思える。普段なら恥ずかしくて聞けないようなことでも、下手すると発表内容を根底から覆しかねないようなことでも、言えてしまう。とても良いことだと思う。
企画者の一人として、そんなふうな、発表者に対して無遠慮で時には失礼ですらある、だけど発表者にとっても楽しく有意義なセミナーにしたいからね。こんなことを言うと、もう一人の企画者は怒るかもしれないけれども。


夜の懇親会も、翌日の仙台観光&温泉も良かった。
発表者の二人にも楽しんでもらえたと信じたい。



発表者の一人の O 氏。14日夜、“どんと祭”@仙台市大崎八幡宮にて。僕と同期とは信じられないほどの内容の濃い素晴らしい発表をしてくれた。


次回、「第6回みちのく進化セミナー」は2月17日(金)。お楽しみに。


見聞読考録 2012/01/15