見聞読考録

進化生態学を志す研究者のブログ。

よーろぴあんなおかし

オランダ人の留学生から北欧のお菓子をもらった。衝撃的な体験だった。


Stroopwafel はおいしかった。これまでも何度か食べたことがあったし、結構おいしくて好きなので、わーいってな感じでいただいた。そう、ここまではよかった。


お次に登場したのは Salmiak。見た目は溶けた黒いゴム。これは人が食べて良いものなのかしら?
食べてみるとなんとも摩訶不思議な味。酸味があって、ちょっと変な臭いがして、やたらと歯にはさまる。食べ続けてたらくせになるのかなぁ。そんな気もしなくもないけど。。
そういえば小学生のころ、外国から来ていた学校の先生からもらったお菓子をクラス全員でおえって吐き出したっけ。ゴムなんか食えるか、とかいって。小学生ってのは時々恐ろしく残酷だよなぁ。いやぁ悪いことした。あれの正体はきっとこれだったんだろう。


極めつけは Salmiak Hagel という飴。しょっぱい。いや、すっぱいのか?いや、妙に甘いような?なんとも衝撃的な味。覚悟もなく口に入れた瞬間、思考が停止した。もう金輪際口にしたくない。


この Salmiak というものはスペインカンゾウ (Liquorice) というマメ科の植物を塩化アンモニウムでどうにかして作るらしい。塩化アンモニウムって・・・。
さらに、幸運なことに生の Liquorice までいただいた。サトウキビの茎をかじるように乾燥させた Liquorice の枝を噛む。これはそんなにまずくない。でも・・・あー。なるほどね。



2010/06/03 見聞読考録