見聞読考録

進化生態学を志す研究者のブログ。

公立中学校=ブラック

現在時刻、PM 19:47。
公立中学校の先生が、まだ仕事をしていることに戦慄した。
まだまだこれからやることがあるという。


これからまだ大学に残ろうという僕とは訳が違う。
僕は好きでやっているのだから。


出勤時刻はなんと AM 06:30。部活の朝練があるとか言っていた。
土日はあるのか?長期休暇は?


そんなやり方では、先生の方が先にどうかしてしまうのではないだろうか?
それに教育の最前線に立つ教師が、最新の科学的知見に触れられる機会すら与えられていないようでは、ろくな教育もできないのも当然なのでは?


日本の教育がお粗末なのは、教師のせいではない。彼(彼女)らは、身を粉にして働いている。脇目も振らず、文句一つ言わず。明らかにシステムが悪いせいだ。


人に何かを教えるには、それよりはるかに膨大な知識量が必要だ。日々刻々と移り行く時代の中で、この世界の面白さを伝えるには、常に最前の知識に曝されていなければならない。教師にこそ、自由で刺激のある勉強の機会が与えられるべきだ。科学の学会に参加するとか、企業のインターンに行くとか、ボランティアに参加するとか、そういう機会があってもいいはずだ。


文科省は何をやっておる!教師を何だと思ってるんだ!殺す気かっ!
と、寡黙で打たれ強い勤勉な先生方の代わりにブチ切れておく。真にお粗末なのは文科省だろう。


見聞読考録 2015/04/13