見聞読考録

進化生態学を志す研究者のブログ。

春は桜,NZ は美し

北海道はもう紅葉が始まっている頃だろうか。
仙台は,東京は,まだ厳しい残暑に見舞われている頃だろうか。


南半球に位置する,ここ NZ のパーマストンノースは,肌寒い冬を終えいよいよ暖かくなってきた。我が家の庭からも,家のすぐ近くにある立派な公園からも,春の訪れを感じる今日この頃である。


春の訪れを,それはもうバシバシ感じる。感じざるを得ない。
薪が店頭から姿を消し,我が家の暖炉もお役御免となった。
陽気もぽかぽかと暖かくなってきたし,窓枠の隙間風も気にならなくなった。
そして何より,あちらこちらでそれはもう所狭しと花が咲き乱れ,次から次へと訪れる鳥たちがせわしなくさえずり,そこかしこから生き物の気配がするようになってきた。




特に公園に桜並木があるのには驚いた。
こちらでもやはりとても人気があるようで,道行く人々が足を止め,目を細めて写真を撮っている。


いよいよ,フィールドシーズン到来である。
これからますます忙しくなるだろう。


見聞読考録 2018/09/23