見聞読考録

進化生態学を志す研究者のブログ。

口頭発表漬けの三月

ここひと月は 6 件もの研究発表を抱え,慌ただしい日々を過ごしている。


3 月 9・10 日は,高校生向けのサイエンスフェアというものに,講師として参加した。高校生を相手に英語で研究紹介をするのはなかなか骨が折れたが,楽しんでもらえたと信じたい。けっこうウケたし,反響も良かったし。



それよりも丸二日間も,英語で科学を語るというハードルの高いイベントに対応できる高校生に驚きを隠せない。最近の高校生はすごい。


今週は見知らぬ学生に頼まれて,簡単な講演をすることになっている。準備は全く終わっていないが,今は論文のリバイズをせねばならぬので,未だに手を付けられずにいる。マーチのバカ,もう知らない。


そんな刺激的で有意義な,気の休まらない日々の中でも,最も大きなイベントが,昨日まで札幌で行われていた第65回日本生態学会であった。


面白い話をいろいろ聞けた。やはり生態学会はレベルが高い。


私も英語での口頭発表を行い,なんと最優秀口頭発表賞(Best Presentation Award)というものをいただいた。


自慢かって?はい,おっしゃる通り。
だって他の人の発表も軒並みレベルが高かったし,貰えて嬉しかったし。


NZ に渡ってもますます頑張ろう。と,単純な私はころっと励まされましたとさ。今後とも応援よろしくお願いします。


見聞読考録 2018/03/19