荷詰めを終えて,日本へ郵送する。すっかり終えた気になっていたのだが,箱の中に何が入っているのかを書き出さなければいけないと,守衛の男性に指摘され,慌てた。
それはそうとこの男性,ものすごく陽気なのだ。口を開けば冗談ばかりだし,建物中に響き渡るような大声で話し,笑う。とてもフレンドリーで良い人だ。いつも助けてもらっている。
守:HEEYYYYYYYYY!!!!(ノックと同時にバーーーン!と扉を押し開きながら)
僕:わぁああああああ!!
守:HAHAHAHAHAHA!!
僕:びっくりしたぁあ!!
守:HAHAHAHAHAHA!!
守:荷物の中身が何なのか,紙に書かないといけないんだよ!
守:箱の中に寿司が入ってるだろ?寿司はダメだ,ここに出せ!
僕:わかった,じゃあ一緒に食べよう
守:HAHAHAHAHAHA!!
その後もいつもの通り,いろいろと冗談を繰り出してきたのだが,この男性,そこまで英語が上手くない。オランダ語と混ざったような,独特の訛りがあるし,英語とオランダ語を織り交ぜて話してくるので,しょっちゅう置いていかれる。
守:HEY!! セクドが抜けてるぞ!
僕:セクド?
守:セクドだ!セクド!知らないのか?箱に入ってんだろ?
僕:セクドってなに?
守:セクドはセクドだ!HEY!! セクド!
僕:セクド!
守:YEAH!! セクド!
守:HAHAHAHAHAHA!!
画像を見せられてやっと理解した。Sex doll だった。
いや,そう聞こえはしたけどさ,だって,まさかと思うでしょ。
予想もしてないところからジャブをもらうと,全く反応できない。
日本語なら対応できるのだろうが,英語だと知らない単語かもしれないと思ってしまう。
こんなに英語に触れているのに,まだまだ不自由だ。困ったものだ。精進あるのみ。
セクド!については何度も聞き直して,何度も発音させられて,その度に爆笑された。
...おい!(怒
見聞読考録 2017/12/22
追記:
守:ごめん,YOU の荷物が盗まれた
僕:盗まれた?
守:ごめん,今からポリスに行った方がいい
僕:ポリス?!
守:HAHAHAHAHAHA!!
これで無事,送ることができたということで良いだろう。
ちゃんと全部,日本に届くと良いのだが。